【ご報告】体づくりのスタンスはそのままに──61歳で国際トレーナー資格を取得しました
このたび、NSCA-CTP国際パーソナルトレーナー資格試験に合格いたしました^ ^

ひとところに留まらず、前進し続けることに喜びを感じる私。
それは、60代になっても変わっていません。
‥いえ、むしろ60代になったからこそ、「何かを学びたい」「何かにチャレンジしたい」という気持ちがどうしても抑えられなくなり、この試験に挑戦することを決めました。
なぜ、この資格を取ろうと思ったのか

私は普段、「筋トレもストレッチもせずに、体は変わる」を伝えるレッスンをしています。
それは、筋トレやストレッチを否定しているわけではなく、
まずは日常動作に染みついた“ねじれグセ”を解いてから行ってほしいというスタンスです。
ですが、受講生の中には、ねじれが取れてきて動ける体になったことで、
嬉しくて筋トレを始めて負荷をかけすぎ、また不調に戻ってしまった方もいらっしゃいました。
そのたびに思っていたのは、正しい順序で、正しい負荷で、自分の体に合うポジションで行うと、トレーニングも大きな力になるのに‥ということ。
だからこそ、科学的根拠に基づいたレジスタンストレーニング法と生体力学や解剖学の知識もさらに深め、次の段階に進みたい方に、きちんとお伝えできるようになりたい。
その思いから、本やネットで知識を得るのではなく、あえて「受験する」という道を選びました。
独学での挑戦。大変だったこと

届いた公式テキストは、なんと700ページ…。
暗記しなくてはならない項目はもちろん、計算問題もたくさん。
エクササイズに関しては、実際に体で覚える必要もある。
分厚いテキストを手に取った瞬間、覚えることの多さにクラクラして、
「これは…思っていたより大変かも」と正直思いました。
ですが、『60代は、集中力も記憶力も、さらには計算力も衰える』という話を耳にし、年齢を言い訳にしたくない私はむしろ俄然やる気になり 笑
淡々とコツコツ、毎日少しずつ前に進みました。
とはいえ、レッスンやセミナーが続いた日などは、
「今日はもう、勉強するのはしんどいな‥」と、自分に甘くなってしまうことも多々ありました。
そんな日があっても、また次の日には気持ちを立て直して、
「今日できることを、少しでも」と、取り組んできたように思います。
モチベーションを保てた理由

・「私はできる」と、自分に呪文をかけ続けたこと
・年初に「最後までやり遂げる」と宣言し、記事に書いたこと
・そして、合格したあとの未来を、いつもイメージしていたこと
こうして書くと、ちょっとしたメンタルトレーニングのようですが、
実際にとても効果がありました。
当日の試験で感じたこと

試験会場にいたのは、私の息子と同世代の若い方ばかり。
少し場違いな気持ちもありました。笑
また、シーんと静まり返った無機質な空間で、試験会場内にはハンカチすら持って入れないという厳重チェックありという緊張感の中で、
「今ここにいる自分」をしっかり受けとめて、落ち着いて試験に臨みました。
そして…
独学で、一発合格!
これはもう、誰よりも自分を褒めたいと思います。
よくがんばった、私の脳と心!
最後に…

これからも、今までの私のスタンスは変わりません。
「感覚を磨きねじれを解くことで、体は自然に整っていく」
その上で、必要な方にはトレーニングの知識もお伝えできたら…と思っています。
60代からでも、まだまだ進化できる。
そんな希望を持ってもらえるような発信を、これからもしていきたいと思います。
読んでくださって、ありがとうございました^ ^
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