19歳Aさんの大変身。むくむ脚と不調いっぱいの体が、筋トレゼロでここまで変わった

Aさんが最初に抱えていた悩みは、脚の強いむくみ、膝の不安定さ、股関節や足首のポキポキ音。

さらにストレートネックによる肩こり・首コリや腰の痛みも重なり、全身が落ち着かない状態でした。

また、太ももやふくらはぎが細くならないことも気にされていました。

整体院に相談しても改善が見られず、「このままでは良くならない」と感じ、パーソナルレッスンの受講を自ら決められました。

19歳という若さで、ご家族の援助を受けずに、体と真剣に向き合う決断をされた姿勢には強さがありました。

姿勢と動きのチェックを行うと、全身に強いねじれがあり、特に脚まわりの左右差が大きく出ていました。
このねじれが、むくみや膝の不安定さをつくり、股関節・足首が正しい位置で動けない原因になっていました。

そして、そのねじれは、太ももやふくらはぎが細くならない原因でもありました。

Aさんには、まず生活動作のねじれグセを整えることが必要であることをお伝えし、体が自然に動きを受け取れる状態づくりから始めました。

レッスン開始の頃は、体が誘導についてこず、動きのイメージと実際の動作が噛み合わない時期が続きました。

Aさんから届くLINEには、焦りや不安が滲んでおり、本当に真剣に取り組んでいる気持ちが伝わってきました。

その頃のことをAさんはこう振り返ります。

最初はなかなか効果を実感できなくて、やっぱり自分は変われないのか....と涙が出そうになることもありました。

それでもAさんは毎回のレッスンに丁寧に向き合い、日常の中でできることを一つずつ積み重ねていかれました。

Aさんが動きの質をしっかり受け取れるようになったのは、スタートから約1年が経った頃でした。

ちょうどコースの一区切りの時期で、Aさんは「もっと深めたい」と感じられ、延長を選択されました。
延長はあくまでご本人の意思を尊重しており、続けることが必須という考え方ではありません。

ただ、Aさんにとってこの選択は大きな転機になりました。

動きが安定し、歩き方もさらに軽く整い、レッスンでの再現性が一気に高まりました。

「こういうことなんですね！」と笑顔で話された姿に、理解の深まりがしっかり伝わってきました。

動きの質が安定してから、Aさんの体は確実に変わっていきました。

脚のむくみは大きく減り、膝のズレ感もほとんど出なくなりました。
股関節や足首の音も落ち着き、腰の痛みも聞かなくなっています。

手厚いサポートのお陰もありこの一年半少しずつ変わっていき、仕事も不便を感じにくくなっています！

一方で、お仕事で手を多く使うため、作業が続く日は首や肩にこりが残ることがあります。

そのためレッスンでは、お仕事中の手や腕の動かし方を一緒に確認し、疲れにくい使い方へと整えるサポートを続けています。

「1年半」を長いと感じた方には、ここで少し考えていただきたいことがあります。
今どんなトレーニングを続けていても、1年半前のご自身と今を比べた時に、Aさんのような変化を実感できているでしょうか。

私がお伝えしているのは、筋トレのように“やめたら戻る”方法ではありません。
日常の動きそのものを整えていくため、生活している限り動作が自然にセルフケアになります。
立つ・歩く・座る――誰もが続ける動きだからこそ、体が一度覚えれば無理なく積み重なり、変化が定着していきます。

そのためAさんも、日々の変化があまりに自然で、写真を見るまで大きく変わっていることに気付いておられませんでした。
時間とともに体が進化し続ける――それが、ねじれを解く動きの質を身につける大きな価値です。

自然に整った立ち姿にくわえ、

姿勢だけでなく、シルエット全体が大きく変わり、まるで別人のようでした。

Aさんはまだ19歳。
遊びやファッションに心が動く時期でも、ご自身の体に投資し、継続して学び続けています。

この積み重ねは確かな財産になります。
体が軽く前に進みやすくなると、
心も軽く前に進みやすくなります。

20代はこれからで、
結婚・出産・育児…という道に進むにしても、
バリバリ仕事をこなす道に進むにしても、
これから先の人生に、大きな安心をもたらす力になるはずです。