セルフケアで楽になってもまた元に戻ってしまうのは何故?

セルフケアをしても戻ってしまう理由



セルフケアで体が楽になれることはとても素晴らしいことです。

楽になれるセルフケア法を身につけていると、不調が出ても自分で調整できるので安心です。

でも、楽になれるのに、日常生活を送っていると、また元のしんどい状態に戻ってしまうとお嘆きの方がおられます。

中には、こんなにセルフケア(トレーニング)を頑張っているのに、根本的な改善には至らないと落ち込まれる方もおられます。

それは何故なのか・・・
その理由は、以下です。

  • ねじれていることに気づいていない
  • ねじれていると感じていても、どこがどうねじれているかを知らない
  • どこがどうねじれているか知っていても、どんな動きから生じているかを知らない

施術(マッサージなど)をしてもらって楽になっても、数日経つとまた調子が悪くなるという方も同じことです。

関節

私たちの体の関節は、全部で265個もあるそうです。
これだけたくさんの関節があるから、様々な動きができます。

ですが、日々バランスの悪い姿勢のまま動いていると、各関節で複雑にねじれていってしまうのです。
それが体の歪みです。

側弯症やO脚などは、ねじれが強く出た状態だということです。

迷走していた受講生

こちらは、オンライン・パーソナルレッスンのご受講生Hさんのレッスン前後の写真です。

Hさんは、なかなか腰痛が治らず、セルフケアをして楽になってもまた元に戻ってしまうので、「もうお手上げです💧」と、オンライン・パーソナルレッスンの受講を決められました。

向かって左側のビフォーは、腰が痛くて太ももが緊張しているとおっしゃっていた立ち方で、向かって右側のアフターが、腰が痛くないし太ももも緊していないとおっしゃった立ち方です。

一見、わかりにくいかもしれませんが、レッスン前のビフォーはお体がとてもねじれています。

この写真は、違いが分かりやすくなるように、先ほどの写真に印を入れたものです。

ねじれていると、横に広がり奥行きの無い体になってしまいます。
そのため、ねじれていたビフォーは肩幅も腰幅も広いのに対し、ねじれの取れたアフターはスッキリしているのです。

Hさんは、下から足関節・膝関節・股関節・腰椎・胸椎・頸椎それぞれ様々な方向にねじれがあり、お体が緊張した状態でした。

後ろ向きの写真です。
ビフォーは頭のおはちが張って、首が短く太く見えていますが、これもねじれによるものです。

このレッスンで行ったことは、ただただ、Hさんのお体のどこがどうねじれているのかを探りお伝えし、ご自身で組み立て直しをして何も考えずに立って頂いただけで、筋肉を調整するセルフケアも、良い姿勢を意識するといった練習も全く行っていないのです。
また、オンラインレッスンですので、施術もお体に触れての手助けも行っていません。

Hさんは複雑にねじれていたので、一つ一つどこがどうなっているのかを、まずは私Norikoの体でねじれを再現しながらお伝えして、ご自身のお体の状態を理解して頂くことにも時間を割きました。

ご自身のお体のねじれの理解が、ここまでバランスを変えることがあるということなのです。

Hさんから頂いたメッセージです。
本当ねじれ怖いですねー。沼にはまり抜け出せなくて・・・お手上げしてよかったです。自分じゃ無理でした!!! ありがとうございました。

誰もがこうした取り組みをしなければならないというお話ではありません。
セルフケアで筋肉の調整ができ、良いバランスを体で理解できるようになり、不調が起きることが無くなったり、体のラインが綺麗になる方もおられます。

ですが、以前のHさんのように、セルフケアで調整できても良い姿勢の取り方を知っていても、また痛みが出てしまったり体のラインが綺麗にならない場合は、ご自身のねじれの理解と、そのねじれを生む動作のクセの理解が必要なのです。

私Norikoが行っているオンライン・パーソナルレッスン※は、そういう方々のための特殊なレッスンです。

こうしたパーソナルレッスンを行っている理由は、私自身が行ってきた体作りこそが、筋トレ・ストレッチ・セルフケアなどのトレーニングに頼らず、ねじれを生む日常動作のクセを紐解きバランスを改善させることの繰り返しで、自分だけの解説書を作るような取り組みだったからです。

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