「変な足で立つな」と叱られたあの日から──関節がゆるいMさんが“体とつながり直す”までの1年

わざとじゃないのに、叱られたことってありませんか?
Mさんは中学生の頃、体育の授業中に「変な足で立つな!」と先生に注意されたそうです。
膝がまっすぐを通り越して反ってしまう──
それは、関節の靱帯がゆるい「関節弛緩性」という体質によるものでした。

でも当時のMさんには、それが原因だなんて、わかるはずもありません。
30代になられた今も、その時のことを覚えておられるので、何となく心に引っかかったままだったのでしょう。
体のクセは、心の記憶とつながっている

関節弛緩性を持つ方は、関節を支える靱帯が柔らかいため、体が不安定になりやすく、膝が過伸展したり、反り腰やストレートネックになりやすい傾向があります。
Mさんもその影響で、股関節や肩の周辺に、慢性的な不調を抱えておられました。
一方で、このタイプの方は、力で立ち姿を整えようとしても、どこかにムリがかかってしまうことが多く、「地面に対してまっすぐに立つ」には、生活動作そのものの見直しが欠かせません。
Mさんが選ばれたのは、「カラダ感覚の再接続」

Mさんが受講されたのは、1年間かけてじっくりと体と向き合う《パーソナル・コンプリートコース》。
初めは「どう立てばいいのか分からない」というところからのスタートでした。
それでも、「頭で考えず、まずは感じてみる」
「答えは自分の体の中にある」という視点で、丁寧に感覚を拾っていくことを続けてくださったのです。
過伸展した膝、力の入りすぎる肩、自然に使えていなかった腕……
一つひとつの動作を、丁寧に再構築していくことで、Mさんの体は静かに変わっていきました。
1年後の比較写真と動画を見て…
レッスンから1年が経ち、Mさんには比較写真と動画をお渡ししました。
ご受講前のMさんは、軸がズレ、両肩が上がったままで、首が起こせていませんでした。

また、お腹を突き出すように立たれ、首が起こせていないことで、下を向いているかのように見えました。

これらの比較写真をご覧になった後にいただいたご感想には、こんなふうに綴られていました。
「こうしてみると、すっっっごい、立ち姿勢変化しましたのわかります!」
「首を起こそうなんて意識してなかったのに、1年前は完全に下を向いていた」
「他の体のパーツでこんなに差が出るんだ、と実感しています」
さらに、こう書かれていました。
「むしろ“バグ”って言ってもらった方が、諦めがついてよかった」
この「バグ」という言葉は、Mさんが無理に正そうとしてきた姿勢が、“本人のせいではなく、システム上のクセ”のようなものだと腑に落ちた瞬間だったようです。
いただいたご感想(全文)はこちら

1年前との比較写真と今回の動画ありがとうございます。
こうしてみると、すっっっごい、立ち姿勢変化しましたのわかります!
先生おっしゃる通り、肩なんて何もないのにカんでて、びっくりです。
前回の写真撮影時に、首を起こすこと自身は特に意識して立ってませんでした。
1年前も下向いて立とうなんて、微塵も思ってないのに、完全に下を向いてて、他の体のパーツでこんなに差がでるんだ、と改めて実感しております。
むしろバグと言ってもらった方が、諦めがつくというか、本当にその通りでしたので、一度吹っ切って腕の使い方を一から見直すのに、ちょうど良い表現でした^^

肘下ってそういえば日常使って来なかったかも…って気づけてよかったです。
わざとしんどい動作を自ら選びに行こうとしているようにも思えました。
膝の過伸展は、実はまだ過伸展している状態と正常の状態での立ち方が、これ!と言って自分の体で理解できていないので、
まだ付き合うことになりますが、どんどん良くなることを信じて、自分の体と向き合っていこうと思います。
というか、今もこれだけ変われてとても嬉しいです!!
自分の1年前との比較写真をもって、友達や妹にもYURUKUを紹介させていただきます!!
年齢を重ねるごとに、軽くなっていく体もある

1年という時間は、あっという間に過ぎていきます。
その間に体をどう使っていたかで、1年後の状態はまったく変わります。
何もしなければ、自然に良くなることはありません。
でも、Mさんのように「自分の体と向き合う時間」を重ねた方には──
体が軽く、動きやすくなっている実感が、確かにあるのです。
昨日より、今日。
1年前より、今。
最後に

わたしたちの体は、どんな体質であっても、
「正しい使い方」と「感じる力」を取り戻せば、自分を守り、軽く、楽に動けるようになります。
関節弛緩性だからといって、何かをあきらめる必要はありません。
自分の体と、もう一度やさしくつながり直せたMさんのように──
あなたの中にも、まだ気づいていない力が、きっと眠っています。

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