加齢で足裏アーチが下がる?ハイアーチは?

加齢で足裏アーチが下がる?ハイアーチは?

膝の痛み足裏アーチの低下による足裏の痛みでお悩みの60代のパーソナルレッスンご受講生Tさんのお話です。 

Tさんは、日々繰り返す痛みで、将来歩けなくなってしまうのではないかという不安の中で過ごされていたそうです。 
 
レッスン中にこんなお話をされました。 
お医者様に『加齢で足裏アーチは下がりますからね。』と、言われました。」と。

『加齢で足裏アーチは下がりますから、不調が起きるのは仕方ないですね。』という意味です。 

そのお医者様の言葉に私は違和感を覚えました。 
なぜなら、加齢と足裏アーチが下がることはイコールではないからです。 

扁平足とハイアーチ

足裏アーチが下がった足を扁平足、足裏アーチが高すぎる足をハイアーチと言いますが、Tさんと同年代でハイアーチにより不調が起きている方もおられます。 

パーソナルレッスンでは、不調でお悩みの方々をたくさんサポートさせて頂いていますが、ハイアーチの方は常に足元がぐらぐらしお体が緊張しておられます。 

加齢で足裏アーチが下がるのなら、ハイアーチの方々は年を重ねるごとにアーチが程良い高さになっていくはずですが、むしろアーチが高くなる方向に足首が傾き、足元の不安定さが増すのに比例し体がさらに緊張していくのです。 

ところが、不調がとても多いのに、”足裏アーチが高く素晴らしい!”と褒められ、足型をお手本にされたことがあると苦笑されていた方もおられます。 

足裏アーチが下がるのも足裏アーチが上がりすぎるのも、全身のバランスが良くないからであり加齢が原因ではありません! 
なぜ、年齢が高い人の方が不調が多いのかというと、良くないバランスに気づかずに過ごした年数が長くなるほど、重力の影響で歪みが強くなってしまうからです。 

足裏アーチについての詳細は下の記事をご覧ください。

足裏アーチ低下の根本原因

Tさんの足裏アーチが下がってしまっていた根本原因は、股関節の動きの感覚のズレでした。

足裏アーチの低下が加齢が原因ならば、年を取ることは止められないので諦めるしかないということになります。

人生100年時代と言われる現代で、60代で「加齢が原因だから仕方がない」と良くなることを諦めてしまうと、その先40年はどうなっていくのでしょう。 

その日のレッスンでは、そんなお話をしながら、股関節の動きを改めて頂く練習を何度も行ったところ、良い動きの感覚を掴んで頂いた時に、足裏アーチが上がり足の痛みを感じなくなられました。 

Tさんには、今後も動作の見直しをどんどん行っていただくつもりです。

Tさんからいただいたメッセージ

こんばんは♪
Noriko先生、今日はありがとうございました。

初めてのレッスンで、とても緊張していましたが、先生の優しい対応のおかげで、リラックスしてレッスンを受けることが出来ました。

骨盤、太もも、膝、足首と全部ねじれていたなんて、びっくりでした。
驚くことばかりでしたが、先生に丁寧に説明していただいて、すごく腑に落ちて、納得出来ました。

今日教えて頂いたことを、毎日繰り返して練習しようと思います。

日々の繰り返す痛みや、将来、まともに歩けなくなるのではと言う不安がなくなって、すごく明るい気持ちになりました。

ありがとうございました。

私も、2024年には60歳になります。 
うまくいかない時に、何でもかんでも加齢のせいにしたくないという思いは一層強くなっています。 

どんなことでも、良いイメージを持ち続けると良くなるし、悪いイメージを持ち続けると悪くなるというのは本当のことであり、体の状態も同じなのです。 

Tさんには、『バランスを変えたら、足裏アーチが上がったという経験』、『足裏アーチが上がったら、痛みが出なくなったという経験』を積んで、年を取ったら仕方がないというものすごく残念な思い込みを手放し、良くなっていくイメージの中で過ごして頂きたいとお伝えしました。 


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