突発性難聴・片頭痛・突発性めまいに悩まされた30代

私YURUKU代表Norikoが体改革を行う前の30代の頃、突発性難聴や偏頭痛に頻繁になり、突発性めまい(良性発作性頭位めまい症)が起きることもありました。 
 
いずれの症状も妊娠・出産してから現れるようになりました。 
 
妊娠すると赤ちゃんの重みで体が反りやすくなりますし、体がねじれた状態のまま妊娠し、赤ちゃんが産道を通れるように骨盤が動くとさらに体をねじれさせることになるのではないかと思っています。 
 
出産時に恥骨がズレて、産後立つことができずに車椅子に乗ったというご受講生もおられましたが、これも体がねじれた状態で骨盤が動き起こったことだと推測できます。 

私は、自分で自分の日常動作のクセを紐解いて体作りをしてきたので、自分専用マニュアルが書けるくらいにどんなねじれ方をしていたかを理解しているのですが、それはそれはとてもねじれていたのです。 

妊娠や出産で、肌質や髪質が変わったり、以前は痩せていたのに太りやすくなったなど、体質が変わる方もたくさんおられますが、それもねじれが関係していると私は考えます。
 
骨盤がズレると背骨もズレます。 
背骨は頭に繋がっているので頭も歪みます。 
 
突発性難聴になった時は、水の中にいるような感じがしましたが、気持ち悪さを我慢したら良かったのでマシでした。 
 
ですか、突発性めまい(良性発作性頭位めまい症)は、頭を動かすとグルーンと回転し、ふらふらになり吐き気も伴うことがあり本当に辛いものでした。 
 
治す方法を色々探してやってみましたが、気持ち悪くなるばかりで改善する実感はありませんでした。 
 
ひどい時は、家事も仕事も何もできなくなり、原因も治す方法もわからず「またなったらどうしよう・・・。」と、不安に駆られたものです。

突発性難聴とは、内耳から脳に音がうまく伝わらない原因不明の症状とのこと。 

突発性めまい(良性発作性頭位めまい症)とは、耳の奥の三半規管に、何らかの理由で耳石(小さなカルシウムの結晶)が入り込み、三半規管内のリンパ液の流れが誘発され、めまいが起きる症状とのこと。 

何らかの理由というのは、原因は特定されていないということです。 

さらに、突発性めまいは女性に多いとのこと！
なぜ女性に多いのかについては書かれていませんでした。 

ちなみに、男性に比べて女性の方が、変形性膝関節症や変形性股関節症などの関節疾患に悩まされる方が多いです。

突発性めまいや関節疾患に悩まされる方が女性に多いのは、女性だからこその日常動作のクセや、妊娠・出産が関係しているのかもしれません。

同じ30代の頃、顎もカクカク鳴るようになり、2段階の動きをしないと大きく口を開けられず、「もしかすると顎関節症！？」と、気になってもいました。 

その頃、私は自分の体がねじれていることには気づいていませんでした。 
 
誰も、わざと体をねじれさせて立ったり歩いたりしませんよね。 
誰もが、真っ直ぐ立って、まっすぐ歩いていると思って過ごしているはずです。 
 
私は、その感覚が間違っていることに約20年前に気づいたのです。 

この間違いを修正しないと何をやったって変わらないと思い、目新しいハウツーを追い求めることをやめ、自分と向き合い感覚のズレの修正ばかりしてきました。 
 
一つ気づき修正すると、次、次、次、と、課題は山盛りでしたが、一つ一つ淡々とクリアしていきました。 
 
それはそれは地味な取り組みでした。