猿腕や二の腕が痩せない原因は腕のねじれ!簡単なセルフケアも紹介

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猿腕が原因の二の腕太りや肩凝りに悩んでいませんか?

全身の筋肉と腕や手指の筋肉は繋がっているので、猿腕によって腕がねじれていると身体にさまざまな不調があらわれます。この記事では腕のねじれを矯正し、身体の不調や二の腕太りを改善する方法を紹介します。

その前に、猿腕の方は靭帯が緩い「関節弛緩性」の可能性も高いため、下の記事もお読みください。
「関節弛緩性」についてチェックテストとともに書いています。

また、何をやっても変わらない‥という方は以下の記事もお読みください。

目次

猿腕とは?

猿腕は写真のように、肘を伸ばした状態で体の前で前腕の側面がピッタリ付く腕のことです。

自分が猿腕であることに自覚がない人も多いので、肩こりや腕の痛みに悩んでいる人は一度チェックしてみましょう。

猿腕は治せないと言われることがありますが、腕や手指のねじれを取りつつバランスの良い姿勢や歩き方、腕や指の使い方を身につけることで解消できます。

腕のねじれと二の腕痩せの関係

腕のねじれによって上手く二の腕痩せができないケースもあります。

腕がねじれていると、いつも肘が曲がりっぱなしの状態になります。

肘を伸ばす時に使う「上腕三頭筋」(振袖化してしまう筋肉)は、うまく使われないままになり、脂肪がついてきてしまうのです。

二の腕痩せの筋トレもありますが、腕がねじれたままトレーニングすると、腕が横に張ってくるなど、綺麗な筋肉に育ちません。

さらに腕がねじれてしまう原因にもなってしまうので、腕を真っ直ぐ正しい位置に矯正することが大切です。

腕・手指と全身の筋肉について

身体の前面と背面それぞれの筋肉は指先まで繋がっているので、腕や手指の動きは頭・首・鎖骨・肋骨・背骨・骨盤といった全身の筋肉の動きに影響します。

日々バランスが悪い姿勢で腕や手指を使っていると、肩関節・肘関節・手関節・指関節それぞれでねじれて、筋肉がスムーズに動かなくなってしまうのです。

腕や手指を正しく使って、筋肉をニュートラルな位置で動かすことが大切です。

表層と深層について

身体の表層と深層の筋肉について、身体の前面と背面に分けて詳しく説明します。

身体の前面

表層では、胸にある大きな筋肉「大胸筋」、背中側にある大きな筋肉「広背筋」それぞれから、上腕骨(二の腕の骨)を通り、前腕(肘から手首まで)にある「浅指屈筋」をはじめとする屈筋群を経て、手のひら側の第二指から第五指まで繋がっています。

深層では、大胸筋に隠れている「小胸筋」から、上腕(二の腕)の前面にある「上腕二頭筋」へ、上腕二頭筋から肘関節の「回外筋」および「円回内筋」に繋がります。

そして前腕にある「長母指屈筋」を経て、手のひら側の親指に繋がっているのです。

身体の背面

表層では、肩こりの筋肉と言われる「僧帽筋」から、肩関節を様々な方向に動かす役割を果たしている「三角筋」に繋がっています。

そして三角筋から上腕骨を通り、前腕にある「指伸筋」をはじめとした伸筋群を経て、手の甲側の第二指から第五指に繋がります。

深層では、僧帽筋に隠れている「肩甲挙筋」「菱形筋」から肩甲骨の「棘上筋」「棘下筋」へ。

そして上腕の後ろ側にある「上腕三頭筋」を経て、小指側の前腕の骨(尺骨)を通り、小指に繋がっています。

腕や手指の歪みが及ぼす不調とは

上述のように、身体の表層・深層の筋肉はそれぞれ指先まで繋がっているので、腕や手指が歪んでスムーズに動かせない状態だと、筋肉のしなやかさを失ってしまいます。

筋肉を上手に動かせない状態になると、肩こり、腕の痛み(四十肩・五十肩)、腕のしびれ、腕のだるさ、手のこわばりなどさまざまな不調が生じてしまいます。

身体の不調だけでなく猿腕や二の腕太りの原因にもなるので、腕や手指のねじれを改善しておくことが大切です。

「YURUKU」受講生のMさん・Eさんの改善例

「YURUKU」受講生であるMさんとEさんの腕・指のねじれ改善例を紹介します。

Mさんは、典型的な猿腕です。

Eさんは、Mさんとは異なり肘は離れていますが、腕を伸ばした時に、肘がくの字に曲がっているので、同じ猿腕といえます。

もともとMさんは左腕、Eさんは右腕のねじれが強い状態でしたが、講座後はお二人とも肘の出っ張りが小さくなりました。

また、MさんとEさんは腕だけではなく指もねじれていました。

ねじれている指とは、向かって左の写真のような指です。

腕が強くねじれている人は、手の母指球が腫れたように膨らみ、手のひらがキューっと縮んでいることがよくあるのですが、左腕のねじれが強かったMさんは左手、右腕のねじれが強かったEさんは右手の母指球が膨れており、手のひらが縮んでいました。

Eさんに関しては「(ねじれの強い)右の手首がよく腱鞘炎になる」ともおっしゃっていました。

講座受講後、まだ膨らみはあるものの手のひらの縮みが解消し、自然に開くようになりました。

肩や腕のねじれを解消させたことで、脇の下のしこり(良性のしこり)やガングリオンが無くなった人もおられます。

肩や腕のねじれは、視力にも影響を与えます。

肩や腕がねじれたままの生活で腱板が断裂してしまうこともあります。

腕がしびれたり痛みが出る症状がなぜ起きるのかを詳しく書いています。

腕や手指のねじれを解消するセルフケア

腕や手指は、毎日たくさん使う部位です。

PC作業やスマホ操作の合間などに、まずは腕のねじれを取るセルフケアでリセットしましょう。

腕や手指のねじれを取るセルフケア動画をご紹介します。

肩関節のねじれを取るセルフケア

肩の緊張を口腔からも変えていくセルフケア。
声が前に出にくい方もお試しください。
POINT:力を込めずにゆるやかに動かしましょう。
(下のボタンからYouTubeに移動します)

肘関節のねじれを取るセルフケア

簡単すぎて笑えますがとてもおすすめのセルフケア。
POINT:どこにも力を入れずに動かしましょう。
(下のボタンからYouTubeに移動します)

指から腕のねじれを取るセルフケア

POINT:筋肉のつながりを感じながら動かしましょう。

肩甲骨の位置も変えましょう

肩甲骨を良い位置に変え首を起こす姿勢改善法です。
(下のボタンからYouTubeに移動します)

月額990円で70動画見放題の動画サイトをオープンしました!

腕・手指のねじれを解消して健康で美しい身体を手に入れよう

この記事では猿腕による腕や手指のねじれを解消する重要性や、セルフケアの方法を解説しました。

ねじれを矯正することによって肩こりや腕の痛みといった身体の不調改善や、二の腕痩せの効果が期待できますが、セルフケアだけに頼ることなく姿勢や歩き方を同時に見直していきましょう。

膝の過伸展や肘の過伸展(猿腕)を根本改善させる方法については以下の記事をお読みください。

腕のねじれについてじっくり学びたい方はこちら

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