腹筋トレーニングゼロ歴20年で腹筋動画撮ってみた

YURUKU®とは?解説アニメーション

筋トレゼロ歴20年・腹筋動画再び

あと4ヶ月で60歳になる私Norikoは、20年以上、腹筋トレーニングを含む筋トレやストレッチなどのトレーニングを行っていません。(2023年12月現在)

日常動作を丁寧に見直し、長い距離を楽に歩ける機能的な美脚づくりを行ってきました。
51歳の時にも同じような腹筋動画を撮影したのですが、もう古くなってしまったので撮り直しました。

普通の腹筋(上体起こし)ではなく、足の固定なく勢いをつけずできるだけゆっくり、仙骨と肩甲骨の下角それぞれで止まり、肩甲骨の下角からは頭を床に下ろさずに起き上がっていくという、力に頼っていてはできない腹筋をしました。

還暦間近で筋トレも特別なスポーツも20年以上していないなんて、普通に考えると筋力が無いはずですよね。

同じ腹筋を、私よりお若い方でもっと上手にできる方はおられると思いますが、【年齢高い+筋トレしてない=筋力無い】という既成概念に囚われず

日常動作を見直すことの大切さに気づいて頂きたく、年齢が高い方が真実味が増すかな…と思い、還暦間近の今また撮影したのです。

動画です。

上体を起こせない原因は腹筋の衰え?

上体を起こせない人は腹筋が衰えていると言われますが、本当でしょうか?

加齢と筋肉の衰えについての記事の抜粋です。
年齢の高い方よりお若い方の方が、思い通りに体が動かせるのは、筋肉がしなやかねじれが少ないからです。 
年齢が高くなるにつれ、重力の負荷により、少しだったひずみが増していきます。 
それは、基礎にひずみがある建物が年々ひずみが増していくことと同じです。 

私の考えは、上記の通りです。

私たちは、左右非対称の動作を日常生活の中でたくさん行っているため、無関心でいるとどんどん体はねじれていきます。
そして、そのねじれが当たり前になっていくと、真っすぐに立つ・真っすぐに歩くという感覚もどんどん鈍っていきます。

加齢による衰え』という言葉を、不調や体型悪化の原因としてよく使用されていますが、年齢が上がるから衰えるのであれば、年齢が高い人は皆んな自分を諦めなくてはなりません。

そうではなく、ひずみが増していくことを止めずに過ごした年数が長いことによる感覚の衰えが、不調や体型悪化の原因なのですから、それを戻していくことができれば、自分のことを諦めなくても良くなるのです。

まず、姿勢のバランスが良くない場合、呼吸の仕方にも問題があります。
呼吸の仕方に問題がある方は、背中の、ちょうどみぞおちの奥あたりの緊張がとても強いです。

また、歩き方に問題があって、脚の歪み方に左右差が強く出ている方は、その左右差により背骨もねじれてしまっています。

すると、スムーズに体を丸められなくなるため、床から起き上がることが難しくなってしまうのです。

さらに、お腹が出る原因も、同じく背骨の状態の悪化です。

そういう状態で、腹筋トレーニングを頑張っても、良い結果が出るとは考えにくいのです。

※筋トレの否定ではありません。自身の体の状態を理解せずに取り組むことを危惧しています。

日本人は平均寿命の世界ランキング5位以内に男女ともに入っています。
なのに健康寿命は短く、寝たきり世界一などと言われています。

介護が必要になった原因の1位は脳卒中だと言われていますが、関節疾患と転倒骨折を合わせると脳卒中を抜いて1位になってしまいます。

関節疾患と転倒骨折はいずれも、姿勢と歩き方に関わることです。

姿勢や歩き方についてはもちろん、健康に関する情報が山のように溢れているし、健康産業も盛んです。
なのに「どうして?」と疑問を持ったことから、私は今の体作りを始めました。

私のこの投稿が、加齢のせい・筋力の衰えのせい…と諦めてしまっている方の気づきになると嬉しいです。

筋トレ・ストレッチなどのトレーニングを20年以上行わず、日常動作オンリーで体作りをしてきた、59歳(2023年現在)の私Norikoの体の変化はプロフィールをご覧ください。

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