膝下O脚が治らない原因と治し方

O脚とは・膝下O脚とは

O脚とは、足を揃えて立った時に、両膝がくっつかずOの形になっている脚のことを言います。
 
そして、膝下O脚とは、同じく足を揃えて立った時に、両膝はくっつくけれど、膝下がくっつかず外側に張り出している脚のことを言います。 

膝下O脚改善についての本質的なお話

この写真は、58歳の頃に撮った私Norikoの写真です。 
ブログの読者の方々にはお馴染みのお話ですが、私はつま先と膝を正面に向けて立っても真っすぐな脚にこだわりを持っています。

ここからは本質的なことを書きます。 
 
この記事にご訪問くださった方は、膝下O脚を治すためのストレッチ筋トレセルフケアなどのトレーニング法を期待されていると思われますが、私はそうしたトレーニングを続けることなく真っすぐな脚を手に入れたため、やり方ばかり追い求め悩み続けている方に読んで頂きたく思います。

膝下はごまかせない箇所

脚の歪みは、止まったままでお尻や脚に力を入れるとある程度はごまかせますが、ごまかせない箇所があります。 
 
まず、膝頭のすぐ下の歪みです。 
私は、膝頭のすぐ下の歪みを「膝下ダイア」と勝手に名付けています。 

膝関節でねじれがある方は、つま先を正面に向けて立つと、膝頭のすぐ下の両脚の内側の隙間がダイア型に大きく空いているからです。 

次に、内くるぶしと外くるぶしの高低差と踵の傾きです。

高低差が大きい、または高低差がほとんど無い、踵が内外に傾いている場合、足関節でねじれていることがわかります。 

これらの歪みが見られる場合、たとえ一見真っすぐな脚であっても、無意識もしくは意識的にお尻や脚の筋肉を緊張させて立っている可能性があり、長い距離を楽に歩ける脚であるとは言えません。

長い距離を楽に歩ける機能的な脚が、本当の美脚であると私は思うのです。

どうして脚が歪むの?

脚の歪みは、骨盤の歪みから生じているとか、加齢による筋力の低下により歪んでいるというご意見もお聞きしますが、私はそうは思いません。 
 
真っすぐな脚の人が日常行っている股関節の動き・膝関節の動き・足関節の動きが、感覚的に再現できていないから歪むのです。 

脚が歪んでいる人は、脚を歪ませてしまう動きが小脳に書き込まれてしまっているので、良い動きを繰り返して上書きしなければ変わっていかないのです。

膝下O脚矯正のためにトレーニングをされる場合、じっと止まっていたら真っすぐに見える脚を目指すのではなく、歩く・立つ・座る・寝るなどの日常動作を真っすぐな脚の人が行っている動きができるように感覚的に理解していく必要があるということです。 
 
指導者から学ばれるにしてもご自身で改善させるにしても、そうした取り組みをせずにトレーニングを頑張るだけだと、一時的に良くなるだけで動いたら元に戻ってしまうことを繰り返してしまい、膝下の歪みは改善させることは難しくなります。 
 
以前、ブログでご紹介した受講生Hさんが「O脚矯正のパーソナルレッスンを1年受けたけれど脚が変わらなかった」とおっしゃっていましたが、おそらく美脚ストレッチ美脚セルフケアなどのトレーニングをただ続けただけだったのでは?と私は思うのです。 

美脚ストレッチ法や美脚セルフケア法を色々知っていて日々続けるのと、美脚でいられる日常の動きを感覚的に理解し日々の生活に活かすのとでは、大きな違いがあるのです。

ここまで読まれてドキッとされた方は、この後の、筋トレ・ストレッチといったトレーニングゼロで脚が綺麗になってきたご受講生の症例をぜひご覧下さい。

脚の形が綺麗になってきたMさん

写真は、オンライン・パーソナルレッスンを受講開始されて間もないMさんという方の、レッスン受講前と2回目のレッスン後の脚の比較写真です。 
 
Mさんは50代半ばの方で、右脚に集中して出る不調・首や肩のコリ・腰の痛み・巻き肩を解消させたいとのことで受講されていて、脚の形を綺麗にしたいという受講目的ではありません。 
 
ですが、不調を引き起こす一番の原因が、脚にあることが本当に多いので、どうしても機能的美脚を目指すレッスンになっていきます。
 
ご受講前は、写真の通り、太ももの外側とふくらはぎの外側が張り出し、膝上がモコっとした脚でしたが、2回目のレッスン後は、太ももの外側もふくらはぎの外側もスッキリし、膝周りもキュッと細くなり、広がっていた腰幅も狭くなりました。 
 
そして問題の、「膝下ダイア」もかなり小さくなりました! 

太ももが変わっても膝下は変わりにくい

次にご覧いただきたいのがこの写真です。 
レッスン前→レッスン1回目→レッスン2回目の、Mさんの脚の変化がわかる写真です。 
 
レッスン1回目は、太ももの形や腰幅は変化していますが、膝下はまだ歪んだままでした。

膝下は変わりにくい箇所なのです。
 
2回目のレッスンで、膝関節と足関節のねじれを取ることと、膝下の動きを感覚的に理解して頂くためにMさんのお体に合わせて考えた練習に集中して頂いたところ、膝も内くるぶしもくっつき、「膝下ダイア」も小さくなりました。

Mさんは現在、その2回目のレッスンで行った、動きの感覚を体で理解していく練習を、日々の生活の中で淡々と続けておられます。

「ほんまやー!!!」変化を加速させるコツ

脚が綺麗になってきたMさんなのですが、レッスン中、力を込めて美脚に見せるという見た目重視の取り組みは行いませんし、オンラインのため鏡を見ることが一切ないため、ビフォーアフター写真をお送りするまでご自身の脚が綺麗になっていることに気づいておられませんでした。 
 
レッスン前後の写真を並べ「脚の形が綺麗になっていますよ!」と言いながらMさんにお送りすると、Mさんは写真をご覧になった瞬間に「ほんまやー!!!(関西の人)」と喜んでおられたので、私もとても嬉しくなりました。 

Mさんのようにご自身の変化を大喜びすることも、実は変化を加速させます。 

この時に、「でも…まだ膝下はくっついていないよね~…」と悪いところに目が行く人は損をします。

意識した方に体が反応するのが脳の仕組みであると聞かれたことはありませんか?
 
良くなった!」と思うのと、せっかく良くなっているのに「まだ良くなっていない。」と思うのとでは、その先の変化は大きく異なってくるのです。

なので、ついついマイナスなイメージを持ったり、マイナスな言葉を使ってしまうクセがある人は、ぜひ意識的にご自身がハッピーになる言葉に変えて発してみてくださいね!

私がたった一人で、下半身太りで歪みがあった脚を変えることができたのも、少しでも良くなったら一人「うっしっし!」とほくそ笑み、これからの自分に期待したからに他ありません。

過去のお話はこちら

もし私が、「まだ良くなっていない。」「まだ脚太い。」と悪いところばかり見ていたら、きっと早々に嫌になって美脚作りをやめてしまっていたことでしょう。

感覚を磨くことと、Mさんのように少しでも良くなったら喜び、自分に期待すること。 

これが美脚作り…体作りのコツです。

たくさん歩けて綺麗、自分に期待し生きていく未来を想像しましょう!

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