シニア(高齢者)の姿勢改善

シニア(高齢者)の定義

世界保健機構(WHO)は、65歳以上の人のことをシニア(高齢者)と定義し、65歳~74歳までを前期高齢者・75歳以上を後期高齢者と呼んでいます。

シニア』という言葉は2000年ごろから、言葉が持つマイナスなイメージにより嫌われがちな『高齢者』の代わりに使われるようになったようです。

さらに、『アクティブシニア』という言葉も登場し、65歳~74歳までの前期高齢者を指すようになりました。

アクティブシニア』は
・趣味や仕事に意欲的
・健康意識・自立意識が高い
・新しい価値観を取り入れる
という特徴があると言います。

人生100年時代 

人生100年時代』とは、ロンドンのビジネススクール教授のリンダ・グラットン氏とアンドリュー・スコット氏が、『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)100年時代の人生戦略』で提唱した言葉と言われています。

世界的に長寿化が進んでおり、先進国では2007年生まれの2人に1人が100歳を超えて生きると予測されるため、新しい人生設計が必要だと説いています。
日本では、本が発売された2016年頃から、広まっていきました。

戦前の平均寿命は50歳以下で、明治時代などは男性も女性も40代前半だったようです。
それが今では、男性81.05歳・女性87.09歳となりました。
この調子でいくと、2050年には女性の平均寿命は90歳を超えるだろうと言われています。

そのため、健康に対する意識が高いシニアの方が増えてきたことは必然と言えます。

69歳から70歳へ

オンライン・パーソナルレッスン(パーソナル・コンプリートコース)には、アクティブシニアの方も受講されています。 

パーソナル・コンプリートコースは、自分を知ることと感覚のズレを修正することを大切にしているため、自分自身としっかり向き合っていただくコースです。
一般的な筋トレもストレッチも行わず、体のねじれを解消させながら日常動作のクセを修正し姿勢と歩き方をより良く変えていきます。

体がしんどいことは一切行わないので楽なのですが、感覚を磨いていくという特殊なレッスンですし、レッスンの時だけ取り組むのではなく日常に生かしていく必要があるため、『自分で自分の体を守りたい』という健康意識が高い方が受講されています。

その中のお一人Mさんは、今年70歳になられました。

写真は、Mさんのお体の変化です。
Mさんは、かなり歪みの強いO脚でもいらしたので、座骨神経痛足首や膝の痛みがおありでした。

レッスンをスタートされた頃のMさんは、お体が右に倒れたままになっていました。
顎の歪み・腕と脚のねじれの左右差・背骨のねじれ・・・と、体の各関節のねじれを解消させていき、良いバランスで立ち歩く練習を繰り返して頂きました。
その結果、傾いていた体も軸が取れるようになり、歪みの強かった足の形もとても変わりました。

オンラインレッスンのため、施術はもちろん何らかの手助けをすることもできません。
ここまでお体の歪みを取っていかれたのはご本人なのです。

レッスンがスタートする前は、パーソナルレッスンオンラインレッスンこのどちらにも敷居の高さを感じ躊躇しておられたようですが、回を追うごとにレッスンに慣れていかれ、お体も痛みが出ることが減っていき、最終レッスンで歩いていただいた時は『痛くない』と、おっしゃっていました。

Mさんからいただいたレッスン後のご感想です。

Noriko先生、1年間ご指導ありがとうございました‼️

1年前には、もっと痛みあったなあ〜と 今思い返しております。
写真でみると わあ〜変わった‼️と、⬆️びっくりです‼️‼️

今日のレッスン動画、しっかりとできるように(お守り)励みます。
まだまだユルク、続けていきますので またご指導くださいね。

70歳の壁、高く感じてましたが、ぼちぼちと乗り越えて参ります。

ほんとうにほんとうに
ありがとうございました!!!!!
無理なく続けていけるユルク、ずっ~と続けていきますね!!!!!

自分の体を自分で守れるようにしていくことは、人生100年時代を生きていく上で非常に重要なことだと私は思っています。

以下の記事は、毎日の体操習慣により、要介護4から要支援2に変わった80代の方のお話です。

認知用症状が出ていた方なので、これまでの習慣が無ければこの変化は無かったかもしれないことがわかる記事です。

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